石切神社で有名な石切参道商店街ですが、参道を外れたすぐの場所にある千手寺をご存知でしょうか?
実は「千手寺」は非常に歴史が深く、また重要文化財が数多く保管されている由緒あるお寺なんです!
今回はそんな「千手寺」の歴史や逸話についてまとめましたのでぜひご覧ください!
石切参道商店街の横にあるお寺ですよね!
千手寺の基本情報
寺院名 | 千手寺 |
住所 | 〒579-8011 大阪府東大阪市東石切町3丁目3−16 |
最寄り駅 | 近鉄奈良線 石切駅 地下鉄中央線 新石切駅 |
Googleマップ | https://goo.gl/maps/8PyLuynyUayQP5eP8 |
ご利益情報 | 本尊が千手観音となります。 人を救うための手が多いことから 災難除け、病気平癒、夫婦円満、恋愛成就、安産、子宝成就。 亡くなったあと来世でも幸せに過ごせるなどのあらゆるご利益があります。 |
「千手寺」の概要
石切参道商店街を少しそれたところにある、静かな小さなお寺。
参道の賑やかさとは違ってここは落ち着いた雰囲気が漂っており、季節ごとに色とりどりの植物が出迎えてくれて、ちょっとした癒しの空間になっています。
梅の季節はとっても綺麗ですよ!
「千手寺」の本尊は?
本尊は千手観音です。
たくさんの手で人を救うと言われていて、災難除けや病気平癒、夫婦円満、恋愛成就、安産、子宝成就など、いろいろなご利益があります。
それだけじゃなく、亡くなったあとも来世で幸せに過ごせるっていうご利益もあるんです。
様々な文化財が保管されている
大阪府指定の有形文化財である「不動明王坐像」を初めとした様々な重要文化財が保管されています。
本尊である千手観音立像は高さ190cmという圧巻の大きさです。
事前に連絡をすれば見学することもできます。
ぜひお越しの際は事前に見学のアポを取ってみてくださいね!
「千手寺」の始まり
昔、役行者が笠置山の千手の窟で修行をしていたとき、不思議な光が現れてその光に導かれ、この場所に千手寺(堂宇)を開いたと言われています。
そのことから、このお寺は「光堂」とも呼ばれるようになったんです。ちょっと神秘的な雰囲気が感じられますよね。
「千手寺」の逸話
平安時代には弘法大師・空海がこのお寺に滞在し、その際に千手観音像を本尊として祀ったと伝えられています。
しかしその後、「千手寺」としての堂宇は一度、兵火によって焼失してしまいました。
その際、本尊である千手観音像は深野池に飛び込み、光を放ち続けていたそうです。
後に在原業平によって救い出され、その後「千手寺」が再建されたという逸話が残っています。
桂文之助の句碑
千手寺と信仰深い桂文之介が残した句碑もあります。
松尾芭蕉の「木曽殿と背中合わせの寒さかな」をパロディ化したもので、落語家らしい句碑となっています。
まとめ
以上が「千手寺」についてのご紹介でした。
他にも、石切参道商店街には見どころがたくさんありますので、ぜひ色んなスポットに立ち寄ってみてください!
静かな時間を楽しんだ後は、賑やかな商店街を散策してお気に入りの場所を見つけるのも楽しいですよ!
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